Teaching is Learning ~教えることは、学ぶこと~

都内の大学で英語を教えています。日々のティーチングや研究についてつづります!

大学授業開始1週間の振り返り

とうとう新年度が始まりました。今年度は週5で4大学に出講します。火曜日に始まったのですが、4校全ての大学でオリエンテーションを行いました。

11日(火):M1大学にはじめて出講

こちらは今年度からの出講が決まった大学で、中世のような美しい校舎が特徴です。キリスト教系の大学で、カトリック系の短大に通ったことのある私は、なんだか雰囲気が似ていてしっくり来ました。

駅からの途中、お稲荷さんがあったので、ご挨拶も兼ねてお参りさせていただきました。

到着後、すかさずWifiチェック。PC、スマホiPadWifiにつなげる作業が終わったところで採用担当の方が来られ、講師室を案内していただきました。早いところPCをプロジェクターにつなげたりを行いたかったのですが、まあ案内が丁寧で、結局授業開始5分前に教室に到着し、なんとか無事スタートすることができたのでした。

CLILのクラスを担当するのですが、2限目は「CLIL Seeing the World through the Maps」という三修社のテキストを使用します。今まであまり日本の出版社のテキストを使用したことがなかったためか、非常に使い方に苦労しています。

火曜日はオリエンテーションだったので教科書は使いませんでしたが、学生は英語オンリーのクラスでも反応がよく、良いクラスになりそうです。

3限のクラスはなんと人数がたったの4人。しかも全員2限も履修しているため同じことができません。このクラスはよりレベルの高い学生のためのもの、と聞いていたのですが、同じ学生ということで、やり方に手間取っています。今後の進め方は要検討です。毎週自分でトピックに関連した英語記事を読んでクラスでシェアしてもらおうかな・・・

何れにせよ、新年度の初っ端にしては結構うまくいきました。

12日(水): T大学

T大学はうちから一番遠く、給与も一番低いので続けるのを迷いましたが、結局今年度もお世話になることになりました。大学非常勤講師のしごとは給与がピンキリで、うまく選んでいかないと食べていくのが大変です。

この大学は3年目なので、マテリアルもリサイクルできるため準備はほどほどで終わることができました。

それにしても、Advanceのクラスを担当するのですが、またこれがみんな反応がいい!今までで一番感じの良い学生が揃っていたような気がします。それでもこの大学の学生はいつも熱心で、最後の授業アンケートもポジティブなコメントをいっぱい書いてくれるのでいつも嬉しくなってしまいます。なので、お給与安くても頑張れちゃう場所です。

13日(木): K大学

この大学も3年目。いつも3限、4限を担当していましたが、去年までは両方ともできる学生が多く、楽勝!と思っていましたが、どういうわけだか4限の学生の英語レベルがとっても低くて一瞬ひやっとしました。それでもしつこく英語で授業を進める私です。もちろん、全く理解できていないような状況では日本語も入れますが、英語での授業は譲れないのです。

ここもマテリアルはほとんど揃っているのでやりやすい。が、月曜日のクラスは同じレベルの中でも教科書が違うことがつい先日発覚し、ガッツリ準備をしなければならなくなりました・・・トホホ。

14日(金): M2大学

やっと金曜日。かなり足に来ました。私の授業は教室の中をぐるぐるあるきまわるので、相当な歩数になります。笑 そして、やっぱり毎日の通勤はこたえます。

1限のクラスは2年生のトップクラスで、しかもみんな英語を話したい人が集まっているので私もみんなと話せて楽しいクラスでした。変わって3限のクラスは1年生の1番下のクラス。このクラスはレベルは低いですが、やる気度の差がかなり大きく見られました。一番ムズいかも・・・どう料理しようか、教えながら考えていきたいと思います。

1限のあとは決まって同僚とカフェでキャッチアップするのですが、そこのカフェのシナモンロールの大ファン。もちろんゲットできました!!

このシナモンロールに目がありません!

こんな感じで1週間終わりました。やはり体力的に大変だけれど、たくさん寝たら土曜日の今日はスッキリな寝起き。カーブスに行って更にリフレッシュしてきました。午後からはまた来週の準備に励みます。