Teaching is Learning ~教えることは、学ぶこと~

都内の大学で英語を教えています。日々のティーチングや研究についてつづります!

夏休みに観たイギリスドラマ

やっと9月、秋らしい気候になって、この2,3日はだいぶ過ごしやすい。

新学期は今週金曜日に始まるが、少し心がザワザワしながらもあと5日間を大事に過ごしたい。

さて、この夏休み中もイギリスドラマだけは?予定通りしっかり観ていた。(ほかの予定はそれほど達成できていないのだが。苦笑)

みんな大好き「シャーロック」、MotherFatherSon, Death in Paradise(邦題はMurder in Paradise?)

シャーロック

 

今更・・・と言われてもおかしくない。前学期にシャーロックを自己学習として観ていた学生と話していたら、実は彼女が中学生のときに一度観たのだという。私はケチなので、Amazon Primeでタダで観られるまで待ちに待っていたのだ。

評判通り、吸い付くように観てしまった。特に、最初のシーズン1,2までは、典型的なイギリスのDetective storiesという感じで安心の内容だった。一度シャーロックホームズの原書も読んだことがあるが、場所や登場人物の名前は同じで、でもかなり現代に寄っているので、「ああ、あのキャラクターがこうなってるのね。」みたいな面白さもあった。

ただ、Reviewに書いていた人もいたけれど、シーズ3になると、急にCGを駆使しだして現実離れがはなはだしくなる。それでも同じキャラクターなので、私はそれなりに楽しんだが、結構興ざめしてしまった人もいるようだ。最終的にはハッピーエンディングでほっとした。

MotherFatherSon

 

こちらは新聞王の父とその息子、そしてその母親のそれぞれの苦しみと更生していく様を描いたドラマ。

まず、リチャードギアが父親役で目を引いた。彼の作品を観た記憶は遠い昔、「プリティーウーマン」だ。(笑) 今となってはすっかり初老の役がはまる歳となったか。自分もとしとるわけだ・・・と。苦笑 それにしても、傲慢な新聞王の役はぴったりだったと思う。息子への教育は異常だが、自身もかなり異常な教育をされていたということが後々わかる。

息子はいわゆるぼんぼん?で、チヤホヤされて育ったが、薬中になり死にかける。半身まひになるが、リハビリ施設で素敵な出会いがありだんだんと正気を取り戻して更生していく。

私は探偵・刑事ドラマが好きで良く観るのだが、久しぶりにそれ以外のドラマを観て楽しんだ。

Death in Paradise

 

 

これもシリーズ8まである長者ドラマだ。シーズン5ぐらいまではすでに去年観たのだが、途中からAmazonが有料になり、続きが気になったがあきらめていた。ら、いつの間にかまたPrimeで観られるようになっていてラッキー。

で、主人公のハンフリーに新しくマーサというガールフレンドがいて、はて、この二人はどこで出会ったのか・・・さっぱり覚えていない。ということで、またシーズン5に戻って少しずつ観返していった。夏休みでよかった・・・

そして、シーズン6の途中、また主人公が入れ替わり、ジャックというロンドンの刑事がサン・マリ(島の名前)にやってきた。これで3人目のDIだが、ジャックはいまいち個性に欠けるような気がする・・・

それでも、Detective storiesは頭も使うしやめられない。良くあんなにも次々とネタがあるものだと感心してしまう。

 

すっかりドラマに満足した。そろそろ本気で新学期の準備をするべし。