Teaching is Learning ~教えることは、学ぶこと~

都内の大学で英語を教えています。日々のティーチングや研究についてつづります!

期末テスト欠席者

K大学の期末テスト

T大学はひとクラスに3,4人のコロナ関連欠席者がいたので、今日も覚悟していましたが、開けてみたら3クラス中1名のみのお休みだった。

この学生は授業と同じ時間にオンラインで受験予定だったが、さらに朝から連絡があり、おばあ様が危篤で病院に行く車からメッセージを書いているとのことだった。

それは大変だ、と思い、どうせオンラインだし、落ち着いたら受験してもらえばよいという返信をしていた。

すると、先ほどその学生のお母様からLMS上に「○○の母です」と連絡が入った。

これにはびっくり。

大学生のお母様がLMSで連絡してくることは初めて体験する。

来週の木曜日までに提出でも良いか、またPDFの音声が出ないのでどうすればよいか教えて欲しい、とのことだった。

お母様の携帯番号とメールアドレスまで!!苦笑

本人も突然のことで動揺しているとのこと。

こちらはコロナ関連の対応で、もう何があっても動揺しない。

それに、家族の重病は本当に大変で、テストどころじゃないだろう。

「落ち着いたらで全く構いません」と返信した。

来週は同じクラスでスピーキングテストだが、Zoomでのテストでも構わないとも伝えた。

コロナになって、教育現場では様々なテクノロジーを使って色んな状況に対応できるようになったのだなと、改めて感じた。

さて、K大学のテストも時間感覚がわからず、ドキドキしたが、ちょうど1時間ぐらいでみんな終わったようだ。

すごいぞ、私。

面白いのは、いつも「ぬぼー」ッとしている2限の学生たち。テストが終わったとたんに答え合わせを始めていた。急に生き生きとして見えた。

みんなテスト、好きなのかな・・・

採点結果が楽しみだ。