Class Feedback(大学授業アンケート)を気持ちよく読めるようになるためにやってみたいこと
以前、T大学のClass Feedbackについてブログを書きました。
他の2校からは何の連絡もなかったので、まだ公開されていないかな、それにしては遅いなと思い、今日チェックしたら、すでに公開されていました。
これら2校は共学で、一校はZoom授業、もう一校はオンデマンド授業でした。
共通して言えるのは、
- アンケートの回答数が少ないこと・・・
- コメントを読むと、ネガティブな意見が多かった
といっても、課題が多すぎる、とかのクレームが全体の4,5件でしたが。苦笑
いずれにせよ、大学の先生にとってこの授業アンケートはすべての授業が終わり、成績を付けた後最後に確認する作業となります。
講師仲間の間では受け取り方は様々なようですが、あまりオープンに「どうだった?」とは聞きづらい内容です。なぜなら、結果が良ければ自慢のように聞こえるし、あまり良くなければ触れないで欲しいと感じるからではないかと思います。
いずれにせよ、あまり気持ちよく、楽しくできる作業ではないのです。
そこで、どうしたら気持ちよくアンケート結果をチェックできるか考えてみました。
ネガティブなコメントが残酷に思える理由
- 頑張って授業準備、フィードバックしてきたことが否定されているように聞こえる
- 匿名なので、どの学生が書いているのかがわからず人間不信になる。苦笑
- 自分のポリシーが学生に伝わらない、または悪影響なのではないかと不安になる。
Class Feedbackを気持ちよく読めるようになるためにやってみたいこと
- 授業の中でアンケートのコメントの書き方を教えてあげる。先生が学生にフィードバックをするときは、まず良い点を述べて、そのあと改善点を提案するかと思います。この書き方はどんな世界でも共通で使えると思うので、学生も知っていて損はないと思います。もちろんクラスでのPeer evaluationで慣れてもらうのが一番だと思います。
- フィードバックを書く時間をとって授業内で書いてもらう。すると、クラスが好きだった人も、嫌いだった人からも両方の意見がもらえるのでは?
- 学期の最終日だけでなく、毎回クラスが終わったときにフィードバックをもらう。改善したくても、学期の最後にフィードバックや改善への提案をもらっても時すでに遅しなのです・・・K大学は中間地点で提案してもらった中から少しやり方を変えたので、上手くいったようです。
来年度は上記を試してみて、自分がアンケートを読んだときにどう感じるか。
トライアンドエラーを続けます!