Teaching is Learning ~教えることは、学ぶこと~

都内の大学で英語を教えています。日々のティーチングや研究についてつづります!

【読書記録】姫松冬紫著「海外の有名大学にリモートで留学する」を読み、自分の将来を考える

姫松冬紫著「海外の有名大学にリモートで留学する」という本が気になって読んでみました。

 

 

まず、著者の名前がかっこいいですね・・・最初は苗字に姫がつくのでなぜか勝手に女性だと想像していましたが、お名前は「とうし」さんと読むようで、男性でした!

 

さて、こちらの本、とても詳しく通信での大学留学について書かれています。

ご本人はロンドン・スクール・オブ・エコノミクス監修のロンドン大学のGraduate Diplomaをおとりになったとか。

留学経験なく、社会人で、しかも通信で卒業なさったのは本当にすごいと思います。リスペクト!!

また、ロンドン大学の前に我らがリバプール大学の大学院にも挑戦されていたようで、ちょっと親近感がわきました。

何を隠そう、私もリバプール大学の学士を持っております。実際に留学したのですが。

 

通信で学位とれる人って本当にすごいです。

私は本当に通信は苦手で、環境にすごく左右されるのか、どうしても挫折してしまいます。

 

でも、著者の姫松さん曰く、「通信ならコロナ禍でも留学できる!」

確かに!

 

で、私は結局どうしたいのか・・・

20代で準学士、30代で学士、40代で修士を取りました。なので、まあ「50代で博士、っていうのもありかなあ」と思っています。取ったら定年がそこまで来ている感じですけど。苦笑

TESOLの修士は日本で通えるアメリカの大学でとりました。その勢いで博士課程まで行ければ幸せなのですが・・・まず学費がべらぼうに高く、そして7年かかる・・・

 

何を目的に博士になるか、なのですよね。博士になっても今のご時世就職にそんなに有利になるわけではないし、ただただ向学心があるだけで、自己満足のためになるような気もするのです。

 

姫松さんに倣い、博士コースは通信だといくらぐらいかなーって調べると、安いところでだいたい1年100万円ぐらいでした。(イギリスの大学のみ調査。)

パートタイム扱いで7年かかれば700万か・・・

それだけ投資して、老後大丈夫かな・・・とか。

 

いろいろ考えてしまう今日この頃でした。