Teaching is Learning ~教えることは、学ぶこと~

都内の大学で英語を教えています。日々のティーチングや研究についてつづります!

「自分を変えるノート術」安田修著を実践してみた

夏休み、ひたすら本を読んだり、イギリスドラマを観たりしてくつろいでいる。

このままだとダメ人間になるので、IETLSのティーチングトレーニングをオンデマンドで受けたりもしています。(これがなかなか手ごわい・・・というか、めちゃ時間がかかる。)

Macカフェのカプチーノ

そんな中、昨日の夜Kindleで読んだ本の内容をさっそく実行しようとMcCafeへ。

どうも私は「ノート」「読書」「朝」「カフェ」というワードに弱い。苦笑

ノート術についてはたまに気になる本を物色するのだが、今回の安田氏が提唱するノート術はちょっと面白いと思った。

なぜなら、具体的に「ノートをこういう風に書く」という指南ではなく、ノートをとる環境や内容によりフォーカスを置いているからだ。「一人合宿」と命名されている。

気に入ったのは

  • ノートをとるときはカフェに行き、何にも邪魔されない環境を作る。
  • スマホも家に置いていく。カフェにもっていくのはノートとペンだけ。
  • そんな環境の中、あらかじめ決めておいたトピックについてひたすら書きだす。
  • 心の言葉も書きだす。(笑)
  • まずは1トピック30分から。

トピックは何でも良いらしい。To do、1年計画、何かの企画、モヤモヤすること、など。

今日さっそく実践してみた。

  1. トピック:「2学期のM大学のクラス」について。(チームで教えているカナダ人の同僚が少し変えないかと提案してきた。)
  2. 場所:Macカフェ。一番近くて安い。(大学院時代は良く行って勉強していた場所。コロナになってご無沙汰していた。)
  3. 時間:30分
  4. スマホ(持っていってしまった・・・)

結果:

20分ぐらいでネタ切れ。私は基本的に同じ方法で2学期も教えたいと思っていたのだが、その理由は結構書きだせた。結構やんちゃな学生が多いクラスなので、同僚は苦戦しているようだが、私はもっともっとやんちゃどころじゃないクラスも経験したので動じない。(笑) そういう学生は割と性格がいい。ま、それはさておいても、1学期である程度習慣化した授業内容を変えるのは学生にとって大変だし、提案の内容だと準備時間が倍になりそうな予感がするので、現状維持で行きたいと明日伝えようと思う。

あと、スマホ・・・これあるとやっぱり見てしまう。そもそも時間をはかるのに使ってしまった。そして、ギリシャにいる親友からメッセンジャーが入ってつい話し込む・・・など。ダメだこりゃ。

いずれにせよ、週に1度はこんな風に何も邪魔が入らない場所でひたすらノートにアイデアを書いていくというのはとても良い気がする。続けたら何か大きな変化がありそうだ。