やっぱりTBLT(Task-based Language Teaching)が好き
T大学の授業でした。
水曜日は3限、4限の2コマで、最近は体力的にこれぐらいがちょうどいいなと感じてしまいます。苦笑
さて、アカデミックリスニングのクラスで、毎回3分前後のレクチャーやプレゼンテーションをノートを取りながら聞き取る練習をします。
いつも大体Note-takingの練習とComprehension questionsを行って、時間があればちょろっとディスカッションをして終わりなのですが、今日は「旅行会社が主催するVolunteer Vacationのプレゼンを聞き取る」というお題だったので、ここぞとばかりにTaskを考えて実践してみました。
Task
Imagine you work for a travel agency.
Plan a volunteer vacation in your group.
授業最後の30分かけて、グループワークとプレゼンを行いました。
やはり、ああやってグループであーだこーだ、日本語も入りますが、ディスカッションしていろいろと決めていく姿はとても頼もしいです。
多くのクリエイティブなアイデアが発表されました。
やはり、私はTBLT(Task-based Language Teaching)が好きだなあと改めて確認させてもらえました。
ただ、課題もあります。
TBLTのFrameworkは
- Pre-task
- Task
- Post-task (Language focus)
なのですが、学習者の気持ちになると、何となくLanguage focusを先に行って、それを使ってTaskをしたくなるような気がするのです。
TBLTはあえてLanguage focusを後ろにもっていくのですが、それはなぜかというと、まず何も考えずに、自分が持っている英語力でタスクを達成することが第一なのです。
そして、Post-taskのLanguage focusは先生が学生のWeaknessを発見し、その文法やボキャブラリーを練習するのです。
これがなかなか・・・
- 時間が足りなくなる。(プレゼンで盛り上がるから。苦笑)
- フレキシブルに教材を事前に準備せずに教えるのはなかなか至難の業。
ということで、当面の間はLanguage focusを先に行ってTaskを最後に行う順番でやっていこうと思っています。
ふ、邪道と言われそう。でも、そこそこの授業にまとめることができます!!
こちら、ケンブリッジのWebinarですが、この不愛想な(笑)男の先生はTony Clark先生と言い、私がかつてケンブリッジ英検を目指していた時のBritish Councilの先生でした。どうやらたくさん研究されて、偉くなられたようです!!