Mega Seating Plan:座席表づくりがらくらくな件
授業の座席表について、コロナ禍ということもあり、毎回同じ座席に座ってもらってレッスンを行っている先生も多いかと思います。
私は基本、学生に好きな場所に座ってもらい、授業中に座席表を回して名前を書いてもらうスタイルをとってきました。
ただ、今年度は、毎回パートナーをかえてもらうというやり方を実践してみています。
これは、春休み中に読んでいた、Tim Murphey先生のクラスのマネです。(笑)
この本には、学生のLearning Logの内容が紹介されており、毎回パートナーをかえる彼らの声は、とてもポジティブなものでした。
これはやってみたいと思い、実践してみたところ、私のクラスの学生は、大体半分ぐらいの学生は「毎回とても新鮮で良い」「今日のパートナーの人は面白くてとても話しやすかった」などという声をLearning Logの中で聴くことができています。
ただ、ある学生から、「パートナーをかえるのがコミュニケーションの練習のために良いというのは納得したけど、毎回パートナーを探すのが大変なので、先生に座席表を作って欲しい」との要望がありました。
えー・・・。
そこで、このクラス全体にアンケートを行ってみたところ、「特に希望はない」という人が半数ぐらい。「先生にパートナーを決めてほしい。」のが5%ほど。「仲のいい友達とパートナーになりたい。」という人が20%ほどで、なんと、自分でパートナーを決めたい」という人は0%でした。
お互いに声を掛け合って、パートナーになることがそれほど苦痛だとは・・・考えてもみなかったです。
Merphey先生のクラスにも同じようなことが起こったようですが、ほとんどの人は「自分でパートナーを決めたい」と言って、先生が決めるというアイデアは消滅したそうですが。
いずれにせよ、じゃあ、先生が決めるとしても、毎回座席表を作るのは大変だなあ・・・と、ネットでいろいろ探したところ、素敵なサイトを見つけました。
これ、データを入れると、ランダムに席順をかえてくれるという素敵なサイト。そして、フリー!!
クラスによっては、授業が始まる時点で全員新しいパートナーと座ってくれていることもあるのですが、なんだかまごまごソワソワやっているクラスにはこれを使って決めてあげるのも良いかもしれません。
しかし、探せばいろいろあるものですね。