教えることをWorkではなくPlayと考える(フムフム)
なんとなく、大学の授業に関して吹っ切れた気持ちになったので、書き留めておこうと思います。
どうもここのところ、授業を重荷に感じていました。
- 準備に時間がかかる
- 学生の反応が気になる
- 課題のフィードバックに時間がかかる
- ・・・のわりにお給与が低い
こんなことを考えてとてもネガティブになっていて、なかなか抜け出せずにいました。
そんな中、初心に戻って読書をしていました。その中でもLearning Teachingの中のLesson Planの一説が、「あ、それでいいのか。」と思える内容だったのです。
Lesson PlanはBrief 'running order'だけでいい。
著者のJim Scrivener(大御所!)曰く、レッスンプランはTeacher Trainingの中で行うように詳細にする人もいるが、多くの人は忙しくなってきたり、慣れてくるとそれほど細かく書く必要はないし、しかも、詳細にプランをしない方がなぜかレッスンがうまくいくことがある。と。
確かに、私もそんな経験をしました。
そして、様々なLesson Planが紹介される中、私のプランはBrief 'running order' (箇条書きのようにレッスン手順の順番を書くだけ!)で充分じゃないか、という結論に至りました。
今までは、やれここはペアワーク、ここはグループワークで何分、など、レッスンをイメージしながらプランしていましたが、昨日のレッスンからそれをやめて、もっとクラスの中に集中するようにしてみました。
また、毎回スライドも作っていましたが、思い切ってやめてみました。
すると、生徒さんの目を見ながら、様子をモニターしながら、そして、名前を覚えようとしながらレッスンすることで、彼らとのつながりを強く感じられるようになったと思いました。
もう一つは今日ちらっと観たYouTubeの中で、Elizabeth Filipsさんが影響されたNaval Ravikantさんの、仕事と遊びの考え方についてです。ビビッと来ました。
Work vs. Play
その考え方とは、WorkをPlayと考える、というものだそうです。
言い方を変えると、PlayのようにWorkする、かな。
なので、楽しくできるものを仕事にすることによって、どんなに長い時間かかるとしてもその行動を楽しむことができるし、同じ内容でも、Workとして行う人とPlayとして行う人では絶対にPlayの方が長く行っても頑張っているという気持ちにならない、ということなのです。
ラッキーなことに、私はレッスンを行うことが大好きで、楽しいレッスンになるように本や論文、時にはYouTubeビデオを駆使して常に研究しています。
ただ、「研究しています」というと仕事っぽいですが、それが全然苦にならなくて楽しいのです。
そして、これは盛り上がりそう、とかいうものがあればすぐに自分のレッスンにも取り入れるようにしてきて、今の自分があるのだと思います。
ということで、教えることをWorkと考えず、もっと楽しくPlayしようと感じた今日一日でした!!